私と食の歴史、リベンジ〜①〜

今日は、私の人生と食についてかいてみようと

思います。

 

私は小さいから食べることが好きでした。

 

学校から帰ってきたら、玄関から煮物の香りがするようなあたたかな家庭にそだちました。

父母は共働きで、ばぁちゃん大好きっ子に育ったのですが、

 

実は魚よりもお肉が好きで

煮魚だった夜はちょっとだけガッカリしちゃうのだけど

 

でもばぁちゃんには主張はせず、

でたものはおいしく食べていました。

 

そんな小学生のある夜、

食卓で事件が起きました。

 

 

テレビを観ながら、父と話していた幼き私。

今日こんなことがあったの!と父に話をしていたときでした。

 

 

『うるさい!!テレビ聴こえないから静かにしろ!!』

 

 

!?!!??!?!??!!!!!

 

 

身体中にショックと驚きが走りました。

 

それはまるで、爆弾が予告なしに爆発した時のような衝撃。

 

唖然。

 

なんで怒るの?

私よりテレビが大事なの?

私はお父さんを楽しませたかったのに。

お父さんと話したかっただけなのに。

大好きだったお父さんが、恐怖の存在へと

変わってしまったのです。

 

 

もともと、父は怒りっぽくて、声を荒げたり物にあたる人でした。

(今ならなぜそのような行動をするのかは、手に取るように理解できます)

 

その日から私は、父の表情や行動を観察して、

父が爆発するかもしれないその時を、

行動から読み取るのか習慣になっていきました。

 

そして、父に関わる家族との交流の場、つまり食卓は私にとってはいつ爆弾が落ちるかわからない、例えるならば戦場で敵の空爆がいつくるわからない緊張感のなかご飯を食べる

 

そんな心持ちでした。

 

当時は家族と一緒にいることが喜びでもあり、同時にストレスにもなっていたのだと思います。

 

 

つづく。